2018-05-28
火葬式は小さなお葬式等のサービスに頼らない方が良い理由3つ
皆さん!2018年現在、葬儀社をネット検索した際、TOP画面に出てくる広告会社と、その後に続く会社名をチェックした事が御座いますか?小さなお葬式・いい葬儀と言った集客サイトがほぼ上位を独占しております。
お客様に取っては非常に良いサービスである事は間違いないのですが、今回はそうした集客サイトの仕組みと火葬式・直葬サービスを検索されるお客様にとって実は不利になる事実を徹底検証すると共に、どの様なサービスが良いサービスかを発信させて頂きます。
もくじ
小さなお葬式・いい葬儀などの集客サイトの仕組み
数えれば限りが無いですが、代表的な集客サイトとして小さなお葬式・いい葬儀・シンプルなお葬式・イオン葬等は、端的に言うと広告宣伝会社です。各社共に、日本全国にある大小合わせた葬儀会社に代わって、お葬式を必要とするお客様向けにネット上で集客サイトを立ち上げております。仕組みを簡単に図解してみましたので下記の図をご覧ください。
問合せを貰った集客サイト運営会社は、請負い登録をしている葬儀社の中でお客様のご要望(地域・価格・その他)に合った該当葬儀会社をお客様へ紹介します。紹介を受けた請負い葬儀会社はお客様に最終的な対応方法・価格の提案をして合意が取れた場合、受注・施工に当たるという流れが出来ております。
集客サイトが作る葬儀業界の新しい流れ
なぜこの様な集客サイトが反響を呼んでいるのでしょうか?それは、やはりネット社会の発展が影響しております。ネットで物を購入出来るアマゾンが良い例ではありますが、ネット集客に成功したサイトや会社がその業界で大きな成功を収めているのです。お葬式をしようと思っている方が今検索するのはタウンページや看板ではなく、携帯やパソコンです。そこから得た情報を元にメールや電話で問い合わせをして情報を収集するといった時代なのです。
しかし、旧来から営々と葬儀一本で経営していた会社が急にネットで集客といった所で出来るはずもなく、汲々としていた所に現れたのが上記で紹介した小さなお葬式であったり、いい葬儀といった集客サイトなのです。
集客サイトは莫大な広告費とIT技術を駆使して大量のお客様需要を取り込んでいます。請負い登録をしている集客に汲々としていた葬儀社は当然恩恵を受ける事になりました。お客様を紹介してもらう・紹介料を払うというWin Winシステムは成功を収める事になったのです。
ユーザー側も非常に検索しやすく、作り込まれて見やすいネット情報を手に入れる事が出来、世間で大いに知られるサービスとして不動の地位を築く事にもなりました。
集客サイトが貢献したもう一つの事
集客サイトが葬儀業界の中で特に革新的に、しかもユーザーに貢献した事が実はもう一つあります。
料金の透明性です。下記の表(一部集客サイト価格表)を見て頂ければ分かる様に、サービスを規格化して料金を明確化したのです。従来から料金に非常に不透明な部分があった葬儀代金を明確化してユーザーに判り易く公表したのです。それにより、葬儀が終わってビックリ多額請求といった問題を起こす葬儀会社が一斉に淘汰される事になりました。
小さな家族葬 シンプルなお葬式 イオン葬
直葬 140,000円 128,000円
火葬式 188,000円 148,000円 198,000円
一日葬 338,000円 278,000円 348,000円
家族葬 488,000円 418,000円 493,000円
一般葬 638,000円 498,000円 693,000円
その反対にジレンマも発生
葬儀の料金の透明化による葬儀料金の下落が進む事になりました。それに付け加え、家族葬・火葬式など小規模葬儀が増える事により、施工件数は増える傾向になったが、売上は減少するという現象が現れたのです。
そのシワ寄せをダイレクトに受けているのが施工現場のスタッフです。仕事は年々増加傾向にあるのですが、売上はそこまで良好になっていない為、給与は増えず疲弊をするという悪循環が増えたのです。
そこで増えたのが独立組みです。一スタッフとして組織で仕事に従事していても給料は増えない、しかし仕事量は年々増加するというジレンマを抱えたメンバーが、こぞって独立を果たしていく結果となりました。やってられるか!という感じです。
火葬式・直葬サービスが集客サイトで高い理由
まずは、上記の各集客サイトの設定価格をご確認下さい。直葬で128,000~140,000円(税別)。火葬式で148,000円~198,000円という価格設定になっております。
直葬と火葬式の違いは枕飾り・後飾り・位牌がある+火葬までに対面で故人様にお会いする事ができる出来ないかないかの価格差となっております。仏式で最後故人様をお見送りされたい方は火葬式プランをお選び頂く事になります。
ここでもう一度、集客サイトの運営システムをおさらいしましょう。集客サイトは多額の広告費やITへの投資を通してSEO対策をしてネットによる葬儀需要を取り込む事に成功しました。請負い先である葬儀会社はお客様を紹介して貰う代わりに紹介料を払う事になります。多くが売上の何十パーセントという手数料を取る仕組みとなっています。
そこで一つ問題が発生する事になります。一番シンプルな形である火葬式・直葬では固定費の掛からない個人経営・中小葬儀社の方が低い価格帯での提案が可能になるます。
集客サイトを通じてサービス提供をしている葬儀会社は自社の固定費+紹介料分が乗ってくるため、どおしても提案価格が高くなってしまうのです。つまり火葬式・直葬に限っていうならば、市場価格にどうしても合致しない価格提案となってしまうのです。
小さなお葬式等のサービスに頼らない方が良い理由3つ
火葬式・直葬を低価格で提案している会社は個人・中小葬儀社が多いです。相場は90,000~120,000円です。
集客サイトに登録している葬儀社はある程度の規模を持った中堅葬儀社が多いです。大規模な葬儀をしたい!綺麗な会館で家族でしたいという事でなければ、火葬式・直葬に関しては各社サービス品質に優劣はなく、反対に自社ホールを持っている葬儀社等ですと安置料等も含めて、返って高くついてしまう結果となってしまいます。
集客サイト経由での葬儀依頼は紹介料が上乗せされている分、高めになってしまいます。ネットのトップ検索には載ってこないが、安くて良い葬儀をする会社はいくらでもあります。
特に火葬式・直葬に関しては上述した様に各社にサービス品質に違いは、ほぼありません。一度ご自分でしっかり検索をしてみるのも良い方法だと思います。
集客サイトから紹介される葬儀社は掲載価格とは別に、オプション販売や葬儀のグレードアップを何とか図れないか若干強めの提案をしてくる会社が多い傾向もあります。
掲載価格につられて葬儀依頼をしたら2~3割分のオプションも提案されて請求される、などの事例も多々あります(花・棺・高級仏衣などの追加オプション)。
まとめ
当サイトでも大阪限定ではありますが、低価格で火葬式・直葬を提案しているいくつかの葬儀社を検索してみました。大体が葬儀社出身で独立を果たし、小規模(1~2名)で運営されている会社が多々ではありますが、サービスに見劣りはしないと思います。下記にリスト化させて頂きましたので是非一度確認してみても良いかもしれません。
会社名 連絡先 料金
葬儀の窓口 0120-449-040 113,960円(税込・火葬料込)
ファミーリエ絆 0120-556-927 75,000円(税別・火送料別・ご自宅ご逝去・ご安置の場合)
葬優社 06-6653-3802 99,000円(税込・火葬料込)
オンリィU 0120-001-460 8,6400円(税込・火葬料金別)
当サイト運営会社でも火葬式・直葬のサービスを提供(95,000円)しております。ご興味・ご不明点等御座いましたら、ご遠慮なく一報頂きましたら幸いです。何卒よろしくお願いします。
カテゴリ:直葬について