2019-12-17
大阪でお墓が無い場合の供養方法!?
近年、継承者がいない、また子供に迷惑をかけたくないなどの理由から、お墓を持たないという選択をされる方が増えております。
今回は、お墓を持つ以外に、どのような供養の選択肢があるのか、その方法について紹介させて頂きます。
永代供養
寺院や霊園に一定額納めることで、永久にご遺骨を預かって頂き、供養して頂く埋葬方法です。
お墓を持たない方が取る選択肢として、一番多いのが、この永代供養。
ただしお骨を一度預けると、後日の引き取りができないので、ご注意ください。
今回は、永代供養の寺院として有名な一心寺を少しご紹介させて頂きます。
一心寺
〒543-0062 大阪府大阪市天王寺区逢阪2丁目8−69
06-6771-0444
10年に一度、お納めされたお骨をひとまとめとし、お骨佛(お骨で造る阿弥陀如来像)を造るという寺院です。
納骨冥加料・・・1万~3万(骨壷のサイズにより金額が変わります)
宗派・・・一心寺は浄土宗の寺院ではありますが、宗派問わず納骨可能です
(創価学会は除く)
納骨当日に必要なもの・・・埋火葬許可書
戒名(法名)の控え(戒名を頂いている場合)
受付時間・・・午前9時から午後4時までの間
納骨堂
寺院や民営で運営されている納骨堂では、骨壷のまま保管し、供養 して下さるため、永代供養とは異なり、納骨後のお骨の引き取りが可能です。
お墓建立の予定がある方など、一時的に預かって頂く場合にも利用されることがございます。ただし、各施設により、保管期間が決まっているなど、内容が異なりますので、ご納骨前には、必ず調べて頂いた方が良いと思われます。
納骨料の相場ですが、一人用で30~80万程度、家族用では80~100万程度
と高額なものも多く、室内のお墓といったイメージが近いような気がします。
散骨
散骨とは、遺骨を粉末状にして、海や空、山中に撒くことをいいます。
「海や山が好き」「自然に還したい」などの理由で散骨を選ぶ方も多く、
今では、散骨業者があるように、少しずつではありますが、メジャーになり
つつあります。
ただ、自治体によっては、散骨が条例で禁止されていることもあり、詳しく調べる必要がございます。
専門の散骨業者に依頼する場合の相場は3万~30万程度。
合同散骨ではなく個別散骨になると、料金は高くなります。
その他参考
大阪市の火葬場で火葬された場合、骨壷に収まりきれなかったお骨の一部は大阪市立瓜破斎場の敷地内で合同埋葬されます。
また、身寄りがなく遺骨の引き取り手がない場合も、瓜破斎場内で無縁仏として埋葬されます。
遺族がいる場合でも、遺骨が必要ないと言われる方もいらっしゃいます。
(後を見るものがいない、宗教上などの理由により)
その場合は申請書類に署名・捺印頂き、各斎場で供養処分してくれます。
カテゴリ:直葬について